私は25歳の時に冠婚葬祭互助会を創業しました。それから45年間(平成14年9月迄)、愛知葬祭社長としてたくさんの方々の葬儀、葬祭をお世話させていただきました。仏(亡くなられた方)をあの世にお送りするお坊さんを船頭に例えると、その船になり仏を乗せてあの世にお送りすることが私の努めだと考えています。この私にしっかりとした船を用意して、あの世まで確かに送り届けてくれと1年間に1万2千人にもおよぶ仏が私のもとにおいでになりました。私は仏のために力の限りを尽くして葬儀、葬祭をさせていただきました。そうしたお葬式をさせていただく中で私が感じたこと、また思うことをここに書きしるし、みなさまにご一読いただきたいと考えた次第です。